【KROSS×OVER】手塚翔太と同門の菊地美乃里が初戴冠!「もっと強くなる」

2025年4月6日(日)東京・新宿FACEで開催された『KROSS×OVER.30』にシュートボクシング協会から菊地美乃里(GONG-GYM坂戸)が参戦、KROSS×OVER GIRLS-KICKアトム級タイトルマッチで勝利し初戴冠を果たした。

菊地はSB日本スーパーフェザー級1位・手塚翔太と同門で、2021年9月にプロデビュー。様々な団体でキャリアを重ね、SB本戦にはまだ参戦していないが、SB愛知大会には4度の参戦経験がある。147㎝と身長は低いが、いくら被弾してもガンガン前に行くスタイルで2023年4月のRISEではRISEアトム級2位・平岡琴とオープンフィンガーグローブマッチで対戦し判定で敗れはしたが、バチバチの打ち合いを繰り広げて度胸の強さを印象付けている。戦績は15戦5勝(1KO)9敗1分。

今回のタイトルマッチでは元女子高生ファイターとして人気を誇る王者・辻井和花と対戦し、1Rから菊地がプレッシャーをかける展開。2R、前蹴りで距離を取りたい辻井に、菊地は強引に距離を詰めて左右フック連打。3Rも近距離の打ち合いに持ち込む菊地は随所でパンチをヒットさせる場面を作る。

最後までガムシャラに攻め続けた菊地が判定勝利し初戴冠。マイクを握ると「初めてのタイトルマッチで緊張することもあったんですけれど、勝ててとてもうれしいです。勝てたんですが課題も多いのでもっと練習してもっと強くなるので応援お願いします」とあいさつした。

「KROSS×OVER.30」
2025年4月6日(日)東京・新宿FACE
▼メインイベント KROSS×OVER GIRLS-KICKアトム級タイトルマッチ 3分3R
×辻井和花(BRING IT ON/王者)
判定0-2 ※29-30×2、30-30
〇菊地美乃里(GONG-GYM坂戸/挑戦者)
※菊地が第3代王座に、辻井は初防衛に失敗