11.8 笠原直希「もうKOする気満々! 愛知のファンにも僕の名前を覚えてもらいたい」

2026年11月8日(日)愛知・刈谷市産業振興センター あいおいホールで開催される、愛知県初のナンバーシリーズ『SHOOT BOXING 2026 act.6 in AICHI』のセミファイナル(56.0kg契約)で吏亜夢(ZERO)と対戦するSB日本スーパーバンタム級王者・笠原直希(シーザージム)。ムエタイルールで二冠王に輝くなど、過去最強ともいえる吏亜夢を相手に現SB王者は完全復活なるか。
――前回6月大会では伊東龍也選手との延長戦にわたる接戦の末に判定負けを喫し、今回再起戦が決まりました。
直希 前回負けているので、いつも落とせないですけど、今回はなおさら落とせないなと気合いが入っています。
――今その試合を振り返って、敗因はどこにあったと思いますか。
直希 変に勝ちに行き過ぎたなと。自分の良さを消してまで勝ちに行ったのが、逆に敗因になってしまったのかなと思います。相手はRISEのランカーですし、RISEでは年末から僕の階級で世界トーナメントが開催されるということで、ここで勝てばそこに繋がる一戦になると勝手に思っていました。SBの現チャンピオンとしてSBの強さを見せるためにもそこに出たかったのですが、まだまだ僕の実力が足りていなかったなと……。
――笠原選手は2024年9月に森岡悠樹選手に敗れて以降、7連勝し、約2年間負けていなかったわけですが、気持ちを持ち直すのに時間はかかりましたか。
直希 そうですね。試合後の数日間は結構落ち込んでいたんですけど、ずっと落ち込んでいても仕方がなかったので、二人のお兄さんたちから何か言われたとかではなく、自分で気持ちをすぐ切り替えて練習を再開しました。このまま負けたままで終われないので、すぐにでも試合をしたい気持ちはありましたね。僕が試合のない間、先輩の山田ツインズの活躍は本当にすごいですし、前回のGOATでは友希兄がISKA世界タイトルを獲得したりと、「僕も負けていられないな」という気持ちも強くなりましたし、ISKAのベルトはカッコいいので僕も欲しいなと思いました。
――GOATでは友希選手のセコンドに付かれていましたが、試合を目の前で見ているとやはり刺激を受けますか。
直希 違いないです。兄貴からは「何が何でも勝ちたい」という気持ちが伝わってきましたし、僕自身も少しでも力になって勝たせてあげたいなと思っていて、それが勝ちにつながったならすごく嬉しいです。
――いつもセコンドに付いて大声で指示を出しているので直希選手は目立っていますよね。どういった声掛けを心掛けているなどはありますか。
直希 もともとお兄ちゃんがやりたい動きを試合でできていなかったらそれを僕が言ったり、相手が何か狙ってそうだなと思ったら、それに対して「何々を狙ってるよ」と警戒させてあげたりすることを意識して指示しています。
――ちなみにあのダウンを取った左ハイキックは直希選手の指示で?
直希 あれはお兄ちゃんがその場の閃きで出した技だと思います。
――今回、初の愛知での試合になりますが、東京から離れた場所で試合をすることで気持ち的にはどうですか。
直希 地方に試合関係で行くのは、RIZINで友希兄が大阪で試合した時にセコンドで行ったくらいで、僕自身が地方で試合をするのは初めてなんです。移動時間とかも増えることで不安もありつつ、楽しみな部分もあります。
――今回の相手、吏亜夢選手にはどういう印象がありますか。
直希 最近の2、3試合の映像を見たんですけど、ムエタイのチャンピオンというだけあって、蹴りをバンバン蹴ってくるかと思いきや、パンチもちゃんと打ってくるいい選手だなと思います。
――吏亜夢選手はこれまでにBOMフェザー級とWMC日本スーパーフェザー級のタイトルを獲得していて、強いタイ人をKOしています。笠原選手の再起戦の相手としては、かなり手強い相手を用意されたという印象を受けました。
直希 そうですね。僕は対戦相手を選ぶことはなく、試合が決まったらやるだけです。これから僕が上に行くためにもこういう相手にしっかり勝っていかなきゃいけないなと思っていますし、手強くても何が何でも勝つだけだなと思っています。
――作戦は今もトレーナーのダムさんが立てられているんですか。
直希 どういう風に試合を組み立てていこうとか、ダムさんや兄貴と一緒に作戦を立てたり、いろんな人と考えていて、どの動きが一番ハマるかをどんどん試している感じですね。
――どういう試合をイメージしていますか。
直希 相手は身長が180cmもあって圧力もありますけど、そこは関係なく、僕が前に出る展開になるかなと思います。ジムには長谷川平蔵君がいるので長身対策はできています。前回の10月大会で虎矢太君が身長の高いタイ人選手をKOしていたように、僕はあれ以上のフィニッシュとなるようにKOを狙っていきたいなと。もうKOする気満々なので、愛知のファンにも僕の名前をしっかり覚えてもらいたいですね。
――ちなみに愛知に何か思い出はありますか。
直希 プライベートでも行ったことのない県なので特にないですね(苦笑)。試合でしっかり勝って、大会翌日にしっかり観光したろうって思っています。どこに行きたいとかはないですけど、とりあえず名古屋市内を回れたらいいかなと。まずは目の前の試合ですね。弘希兄の前回の試合を見て、勝ち負けのある世界ですが、その中でもしっかり勝つのが重要だなと改めて認識しました。笠原三兄弟の三男の僕がしっかり勝って、今年を締めたいと思います。初の愛知での試合でバチバチの面白い試合をするので期待してください!























