11.8 基山幹太「手塚へのリベンジに進むためにはKO勝ちするしかない」

2026年11月8日(日)愛知・刈谷市産業振興センター あいおいホールで開催される、愛知県初のナンバーシリーズ『SHOOT BOXING 2026 act.6 in AICHI』のSB日本ライト級(62.5kg)ランキング戦でSB日本ライト級5位・土井涼雅(GSB多治見)と対戦する同級3位・基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM)。4月のSB日本ライト級王座決定戦では手塚翔太との接戦の末に敗れ、惜しくもタイトル獲得のチャンスを逃した。再びベルト獲得を狙うブロック職人の一面を持つド根性ファイターがこの試合で見せたいものとは!?
――今回、愛知県で初開催されるナンバーシリーズへの参戦となりました。
基山 僕は兵庫出身なんですけど、愛知は第二の地元みたいな感じで、今住んでいるところの近くで試合ができるのは嬉しいですね。職場の仲間もみんな観に来てくれますし、試合を見てもらえるのでモチベーションは高いです。
――普段はコンクリートブロックを使って塀や壁を作る“ブロック職人”として働いていることも前面に出していますが、そのアピールは今回もしていきますか。
基山 もちろん入場からブロックを持って全開で行こうと思っています。
――試合に向けた練習では、今どういったことを強化していますか。
基山 最初の攻撃の入り方を、ずっとジムの鈴木(博昭)会長と一緒に作っていて。今回それが出せたら倒せて、一皮剥けた自分が見せられるんじゃないかなと思っています。
――なぜそこを重視しようと思ったんですか。
基山 自分の戦績的にもKOが少なく、これからチャンピオンになるためにも倒さなあかんし、選手として目立つためにも倒せるファイターじゃないといけないなと思ったので、そこを重視するようになりました。手塚(翔太)へのリベンジに進むためにはKO勝ちするしかないと思っています。
――今回対戦する土井涼雅選手の印象はどういうものがありますか。
基山 背が高くて右ストレートが鋭いイメージはありますね。土井に2回勝っている先輩の(内藤)凌太さんは「危ないのは右ストレートぐらいかな」と言っていたので、警戒すべきポイントはそこぐらいかなと。
――これから対戦する選手に勝っている選手が近くにいることは、やはりご自身にとっても有利になりますか。
基山 自分はあんまり相手の対策を考えたりしないので、そこはあまり関係ないかもしれませんが、右だけ気を付ければ勝てるんちゃうかなと思います。
――内藤選手は2回とも判定勝ちですが、先輩以上の試合内容や勝ち方は意識しますか。
基山 もちろんです。先輩は「土井を2回投げた」と言っていたので、今回僕も投げようかなと思っていて。僕は試合でシュートボクサーらしい技をまだ出せていないので、投げの練習もしているし、自分だけのオリジナルの技“土方投げ”をちょっと披露したいとは思います。僕の必殺技と言ったら、やっぱり土方蹴り、土方パンチなので、土方投げをプラスして、愛知県の人たちを沸かせようかなと。
――その技のネーミングだと、どんくさい投げ技をイメージしてしまいます(笑)。
基山 それが狙いですね(笑)。土方とかブロック職人とか、他にそこをさらけ出している選手はいなくて、みんな隠してやってるかもしれないので、自分にしか出せない色をどんどん出していきたいと思います。観に来ている人が楽しんでもらえたら何でもいいと思っているので、格好つけることもなく、ありのままの現場の兄ちゃんっていうのをアピールしていき、現場の人たちにも元気を与えられる試合をやっていきます。僕は勝手に現場を代表して戦っているつもりなのですが、もしシュートボクシングで現場仕事をしている人がいたら、ぜひ名乗り出てください(笑)。
――土方は体力を使うハードなお仕事ですが、試合に通じるものはありますか。
基山 ブロックを持って地面の緩い道を歩いたりするので、その時に足腰は鍛えられるかと思います。
――ちなみに4月のタイトルマッチの記者会見で、手塚選手も当時は土方の仕事をやっているとのことで「ブロックを1日何個積むか」のやり取りがありましたよね。
基山 手塚選手は130本で、自分は200本積むのでショボいなと。全然自分の土俵じゃないのですが、結果、僕はその試合で手塚に負けてしまったので、手塚に勝てるのはそこぐらいでしたね(笑)。でも、手塚はまだ若いのに130本も積めるのかと感心したんですけど、調べたら手塚とは同い年でした(笑)。
――土井選手も同世代なんですよね。
基山 そうですね。今回、若いシュートボクサーの挑戦を受けて立つテーマで行こうかなと思っていたら、土井選手とは1つしか年齢が変わらなかったので「どうしようかな」と(笑)。ベテランぶって行こうかなと思ったら戦績も向こうは20戦くらいしとったし、そんな変わらんなと思って。
――やっぱり同年代くらいには負けたくないですか。
基山 負けたくないですね。普通の綺麗な仕事をしている人たちには絶対負けたくないですし、現場の厳しさというのを教えてやりたいです。生ぬるい試合をしてきたら、もう現場に来させて厳しく指導してやります。
――前回ポッシブルK選手が負けたことで、現在、基山選手がライト級1位に上がりました。タイトル再挑戦もすでに見えていますか。
基山 そうですね。前回ポッシブルに勝った大河内(一樹)がランキング2位に上がり、僕が今回勝てば大河内との挑戦者決定戦もあり得ると思うので、そこでも勝ってもう一回手塚とやりたいと思います。手塚の連勝を止めるのは自分です。土井も4連勝していて、大河内は5連勝していて、僕が連戦で連勝をストップしていきます。とりあえず次戦ですね。大会当日は現場魂、現場人の底力を見せますので、期待してもらえたらと思います。

▼第23試合 SB日本ライト級(62.5kg)ランキング戦 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本ライト級3位)
vs
土井涼雅(GSB多治見/SB日本ライト級5位)























