6.2浅草 元貴「SBの歴史に名前を残すことを決めてずっとやってきた」
6月2日(日)東京・浅草花やしきの新ホール、浅草花劇場(かげきじょう)で開催される『SHOOT BOXING 花やしき Extreme.1』のSB日本フェザー級、CAESARS LEAGUE 2019で手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸)と対戦する同級1位・元貴(DAB)。昨年9月のSB日本フェザー級王座決定戦で敗れ、再び巡ってきたタイトル戦に向けた戦いへの想いを訊いた。
――今回、タイトル挑戦権を懸けたリーグ戦「CAESARS LEAGUE」に参戦が決まりました。
「昨年9月に最後のチャンスという気持ちで臨んだ2度目のタイトルマッチ(SB日本フェザー級王座決定戦)で笠原(弘希)選手に負けてしまいましたが、再びチャンスが巡ってきたので諦めずに続けてきて良かったと思いました」
――フェザー級のリーグ戦出場メンバーの魁斗選手(立志會館)、手塚翔太選手(Sublime guys・GONG-GYM坂戸)、TSUTOMU選手(TIA辻道場)についてはどのような印象がありますか?
「若い子が多いのですが、その勢いに飲まれないようにキャリアのある僕が勝つことが当然だと思いました」
――意識している選手はいますか?
「元々同門だった魁斗選手ですね。お互いに手の内を知っていますが、僕が彼の大きな壁にならないといけません」
――初戦で対戦する手塚選手とは今年2月に対戦したばかりですね(元貴が判定勝ち)。
「前回勝って約4カ月おいてに再戦という形になりますが、問題ない相手です。前回はタイトルマッチで敗れてからの再起戦だったので(手塚を)警戒しすぎた部分もあったのですが、今回は1RからKO狙いでいきたいと思います」
――リーグ戦での得点は1RKO勝ちは4ポイント、2RKO勝ちは3ポイント、3RKO勝ちは2ポイント、ダウン1回は0.5ポイント、判定勝ちは1ポイント、負けは0点となります。早期決着は意識しますか?
「ポイント自体はあまり気にしてなく、勝つことだけを意識してます。たくさんキャリアを積んできて前回も覚悟を持ってタイトルマッチに臨みましたが、覚悟が足りなかったのかなと。今回は僕も死ぬ気で臨み、相手も殺す気でいこうと思い、1Rからガンガン攻めたいと思います」
――練習ではどういうところを強化していますか?
「今までの練習内容とほとんど変わならないのですが、体重に気を使いつつウェイト、フィジカルトレーニングに力を入れてます。出稽古にはちょこちょこ行くぐらいで、メインは自分のチームでの練習になりますね」
――試合ではどういうところを見てもらいたいですか?
「今回メンバーに選ばれて僕が獲らないといけないリーグ戦だと感じましたね。僕の覚悟を見ていて下さい」
――現チャンピオンの笠原選手にはどのような印象がありますか?
「前回4月大会(vs小笠原裕典に)の試合を観ていていい勝ち方をしてるなとは思いましたが、今の自分なら勝てると思いましたね」
――SBのベルトに対しての想いを聞かせて下さい。
「自分が決めたことを絶対にやり遂げること、SBの歴史に名前を残すことを決めてずっとやってきたので、しっかりとベルトを獲ることだけに集中して頑張りたいと思います」
<対戦カード>
▼第4試合 CAESARS LEAGUE 2019&ランキング戦 SB日本フェザー級(-57.5kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
元貴(DAB/SB日本フェザー級1位)
vs
手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸/SB日本フェザー級4位)
大会概要はこちら
https://shootboxing.org/fight/20989/