6.22 植山征紀「S-cupに出場して優勝することが僕の今年のテーマ」

2025年6月22日(日)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2025 act.3』でDEEP☆KICK -57.5kg王者・牧野騎士(FASCINATE FIGHT TEAM)と対戦するSB日本フェザー級4位・植山征紀(ONE LIFE)。今年2月に2年ぶりの復帰を果たし、階級を上げて今回でフェザー級3戦目を迎える。11月に開催されるS-cup世界トーナメント制覇に向けて、KO率の高い他団体からの刺客とどう戦うか。
――フェザー級に階級を上げてから2戦やってみてどうでしたか。
植山 2023年2月のSB日本スーパーバンタム級タイトルマッチで負けてから2年ぐらいブランクが空いて、そこから復帰して2戦したんですけど、段々と感覚が掴めてきてフェザー級の身体にしっかりと仕上がってきている感じがします。なので今は一番フェザー級が自分には合っていると思います。フェザー級は他団体でも盛り上がっていて層が厚いですし、今年SBは40周年であり、11月にはフェザー級の世界トーナメント開催も決まっているので、そこに向けてしっかりやっていこうと思います。
――植山選手と同じくスーパーバンタム級からフェザー級に上げた選手として山田虎矢太選手もいますが、山田虎矢太選手だけ注目するなよといった想いはありました?
植山 そういうのは考えたことはありませんが、スーパーバンタム級タイトルマッチで僕は虎矢太選手にやられているので、フェザー級でやり返したい気持ちはあります。
――フェザー級3戦目で、今回の相手として牧野選手の名前を聞いてどう思いました?
植山 あまり知らない選手でしたが、試合映像を見たら気持ちが強くて打撃で前にガンガン前に来る選手なので噛み合っていい試合になると思いました。
――牧野選手はSB初参戦ということでSBルールには対応しづらいと予想してますか?
植山 SBのリングに上がるということは、そのルールを受け入れているということなので、僕は全局面でSBのルールを活かして戦おうと思います。
――牧野選手はRISEを主戦場にしてDEEP☆KICKのベルトを保持しています。SBの看板を背負って戦う思いもありますか?
植山 そうですね。SBを背負ってSBの強さを見せつけたいと常に思って戦ってますし、今回は他団体から乗り込んでくる選手なのでしっかりSBの強さ、SBのリングで戦うことの厳しさを見せ付けようと思います。
――今回の試合に集中することはもちろんですが、その先に見据えていることはありますか。
植山 もちろんS-cup世界トーナメント開催が決まっているので、そこに出て優勝することを見据えて今やっているので、次の試合でしっかり勝ちます。
――今、S-cup世界トーナメントに向けて出場枠を懸けて査定試合がいくつか決まっています。出場枠を勝ち取るために何が必要だと思いますか?
植山 一戦一戦必ず勝つことがまずは第一で、インパクトを残して“こいつが出て間違いない”と思われる試合をしないといけないと思っています。
――先の話になってしまうので、まだ想定しないと思いますが、S-cupで戦ってみたい選手や決勝戦でこの選手とやってみたいといった構想はありますか?
植山 決勝戦じゃなくてもいいですけど、S-cupで虎矢太選手にリベンジしたいと思います。
――植山選手は元SB日本スーパーバンタム級王者だけにSB愛は強いと思いますが、改めてSBは植山選手にとってどんな存在ですか?
植山 SBは自分を一番表現できる舞台だと思います。SB40周年の年に復帰して、それも自分の階級で世界トーナメントが開催されるということは、自分は運を持っていると思いますし、そこで優勝したいとずっと思っています。
――ちなみに、今年2月に2年ぶりに復帰して、シリーズ開幕戦、4月のシリーズ第二戦と連戦していますが、このペースは問題ないですか?
植山 そうですね。逆に2年間ブランクが空いたので、試合勘を取り戻したいと思っていたので、連戦させていただいてSB協会の皆さんには感謝してます。このまま全大会に出て、ラストでS-cup世界トーナメントに出場して優勝することが僕の今年のテーマでもあります。一戦一戦インパクトを残して勝っていきます!
▼57.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
植山征紀(ONE LIFE/SB日本フェザー級4位)
vs
牧野騎士(FASCINATE FIGHT TEAM/第5代DEEP☆KICK -57.5kg王者/RKS KICKルール スーパーバンタム級王者)
