シュートボクシング
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6.22 RYOTARO「そんなシュートボクサーは甘くないぞというのを思い知らせたい」

2025年6月22日(日)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2025 act.3』の第7試合で高橋幸光(飯伏プロレス研究所)とオープンフィンガーグローブマッチで対戦するSB日本スーパーウェルター級1位・RYOTARO(龍生塾)。前回2月のSB日本スーパーウェルター級王座決定戦では惜しくも判定で敗れてしまった。再起に燃えるRYOTAROが今後目指すべきこととは!?

――前回2月のSB日本スーパーウェルター級王座決定戦では都木選手と5Rフルに戦う大接戦の末に惜しくも敗れる形になりました。ご自身としては、判定の瞬間はどういう気持ちでした?

RYOTARO 僕が勝ったかなと思ったんですけど、結果は負けだったのでしょうがないかなという感じでした。

――試合映像は見返されたんですか?

RYOTARO 何度か見返して、最終5R目は少し押されていたのかなと思ったんですけどそれまでのラウンドでは僕がポイントを取っていたところもあったのかなと思いました。勝てなかったので、どこがどう評価されて負けたのかなと。

――周りの反応はどうでした?

RYOTARO 「勝っていたよな?」と言われたんですけど、結果が全てなんでしょうがないと思うしかないですよね。

――2024年2月に対戦して、1年ぶりの再戦でしたけど、都木選手は前回戦ったときと違った部分はありました?

RYOTARO 前回よりも強くなっていたし、身体はデカくなっているなと思ったぐらいです。

――研究・対策されていて、やりづらさはありました?

RYOTARO 研究はお互いにしてると思うので、特に感じませんでした。

――初対決時、都木選手はSBに転向して2戦目で、その後連勝してますが、シュートボクサーの都木選手はSBに順応した戦いになっていました?

RYOTARO そんなに変わってはなかったかなと思います。

――前回のタイトルマッチから時間が経ちましたが、今はタイトル奪取やリベンジを考えてますか?

RYOTARO この短期間で同じ相手と3回目をやるのもどうかなと思ってます。

――では、今のモチベーションはどういうところに?

RYOTARO 今回の試合みたいに、他団体の選手がSBのリングに来た時の門番役をしたり、僕が他団体に出てSBの強さを見せていくことを今はやっていきたいと思っています。

――今回対戦する高橋選手のことは元々知ってました?

RYOTARO 全然知らず、僕のお世話になっている先輩に聞いたら「知ってるで」と。だから昔から有名だった選手なんやなと思いました。

――RYOTARO選手の22戦の戦績に対して、高橋選手は72戦のキャリアがありますけど、試合を見た印象は?

RYOTARO ムエタイ系の選手なのでテクニックがあるし、ベテランの雰囲気もあるなと感じました。首相撲も上手く、柔道もやっていて投げも上手いし、今はプロレスラーとして活躍していて、投げも上手いので、キックルールの試合でシュートボクサーよりシュートボクシングしている印象を受けました。

――ご自身を脅かすような攻撃もありました?

RYOTARO そこは特にないと思います。

――今大会の1週間前の15日にもプロレスの試合を入れているそうですが、そういう選手がご自身と対戦することに関してはどう思いますか。

RYOTARO 何とも思わないですね。戦うことが好きなんやなという感じでリスペクトしています。

――高橋選手はここ数戦では試合後にリング上でプロレスをするのが恒例になっているんですけど、今回もRYOTARO選手をKOした後にそれを狙っているみたいです。

RYOTARO ぜひ頑張ってほしいですけど、今回はできないんちゃうかなと思ってます(笑)。逆に僕がKOするつもりでいます。今、自信があるパンチで倒せたら一番いいかなと。

――1位のRYOTARO選手に勝って都木選手のタイトル挑戦にもつなげたいとも言われていました。

RYOTARO そんなシュートボクサーは甘くないぞというのを思い知らせたいですね。

――昨年10月に勝利している竜也選手は今回都木選手とノンタイトル戦で勝利し、ダイレクトリマッチでベルトに挑戦したいそうです。

RYOTARO 竜也選手に関しては、一度勝っていて興味ないので別にどっちでもいいかなと。今は高橋選手のことしか考えられないですね。

――では、都木選手の試合も気にならない感じですか?

RYOTARO 僕がやり返すまでは頑張ってほしいなという感じです。

――ここで勝って他団体にもバンバン出ていきたいですか。

RYOTARO そうですね。他団体に出ても自信がありますし、RISEではサモ・ペティが1位なんでぜひやってSBの強さを見せたいと思っています。

――ペティ選手と対戦した日本人選手はパワー負けしてことごとく敗れています。

RYOTARO 僕は全然自信がありますし、倒せると思っているのでぜひやらせてもらいたいですね。そして、他団体の70kg戦線を荒らしていきたいです。あと、先日のONEでは、海人選手が惜しくも敗れてしまいましたが、自分があの相手(=モハメド・シアサラニ)と戦いたいなと思っています。すごいテクニシャンでしたけど、相性もいいと思うので、僕だったら勝てるなと。そして海外でもバンバン試合をやっていきたいのですが、パスポードがないので……(苦笑)。

――今までにタイ修行とか、考えたことはなかったんですか?

RYOTARO 僕は日本が好きなんで、海外での練習はあまり興味ないんです。平和な国の日本で強さを磨くもんだと思います。でもいずれ、時が来れば、海外に行って試合したいですね。

――今大会でも魂が増えるような最高試合(ベストバウト)をした選手に“ベストアート賞”として100万円がSB協会より贈呈されます。そこは意識しますか?

RYOTARO 今回は対戦相手との相性的に噛み合う試合にはならないし、自分の一方的な試合で終わって取れないと思うので、次の次の試合に期待したいと思います。とりあえず、今回もしっかり仕上げて絶好調な状態でぶっ倒しにいくので試合を楽しみにしてください。

▼第7試合 70.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラスルール3分3R延長無制限R
RYOTARO(龍生塾/SB日本スーパーウェルター級1位)
vs
高橋幸光(飯伏プロレス研究所)


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