SHOOT BOXING

HUMAN OF SB

竹野元稀

地元・愛知で開催されるSHOOTBOXING(以下SB)のヤングシーザー杯でこつこつと戦績を積み上げてきた竹野選手。「東京の選手には負けたくない」という気持ちで努力を重ね、昨年11月には他団体S-BATTLEのリングで念願のタイトル獲得を果たした。今後注目の新鋭選手を紹介する。

格闘技を始めたきっかけ

小学1年から柔道を始めて高校までやっていました。柔道を始めたきっかけは覚えていません(笑)。市大会と次の地区大会で優勝し、中3の県大会ではベスト8の戦績を収めることが出来ました。

小さい頃からテレビで旧K-1を見ていたり、実際にPRIDEを観に会場に足を運んでいて、自分もやってみたいと思っていましたが、なかなかやるきっかけがありませんでした。K-1では魔裟斗選手が好きでした。PRIDEは埼玉まで観に行っていましたし、柔道をやっていたことで吉田秀彦選手やヒョードル選手が好きでしたね。

15歳の秋にシュートボクシング協会加盟ジムの風吹ジムに入りました。きっかけは友達が以前から通っていて僕も興味があったから。柔道と両方平行してやっていましたが、だんだんとキックの方に偏ってきて高校の途中で柔道を止めちゃいました。

キックのアマチュア大会では7試合やっています。初めて出た試合はトーナメント二回戦で負けました。SB全日本アマチュアトーナメントに出た時は5試合やって優勝することができたので、プロになる資格を取ることが出来ました。同世代の選手はアマチュア経験の豊富な選手が多いのですが、僕はそんなに経験がないままプロになることが出来ましたね。格闘技を始めて2年でプロになれましたが、自分ではセンスがあるとは少しも思いません。ジムのコーチからも「お前は不器用だ」「スタミナと根性だけがある」と言われ続けています(苦笑)。

今でも、戦績の少ない若手のプロ選手の方が僕よりも技術はあると思いますが、気持ちだけは絶対に誰にも負けない自信があります。そのおかげで今まで勝つことが出来たのかなと思いますね。試合中に気持ちが折れたことはありません。いつも激しい試合になるのは、うまく戦えないからなんです(笑)。

竹野元稀
地方でやることの利点、地方でやり続ける理由

自分は技術がないので、東京の選手たちは所属ジム関係なく技術交流会をやっているのでうらやましいとは思います。でも僕はこのジムに出会ってここで育ててもらったので、風吹ジム流のやり方で上を目指していきたいと思います。

風吹ジムが他のジムと違うところですか? 昭和っぽい根性論があるところでしょうか(笑)。追い込みのミット打ちが結構やばいです。試合が決まったら、休憩なしの激しいミット打ちを3分3〜4Rを1日1回やるのでスタミナと根性が磨かれます。それがきつ過ぎて、それ以外の練習はそこまできつくは感じないです。関東の選手に負けたくない意地はあります。僕は東京での試合に呼ばれる機会が少ないですし、呼ばれたら食ってやりたい、絶対に勝ちたいという想いで東京に行ってます。

竹野元稀
念願のベルト奪取

スピリット判定でぎりぎりの勝利でしたが、本当に勝てて良かったです。会場には50人以上のたくさんの応援も来てくれて嬉しい限りでした。ベルトが腰に巻かれた瞬間は感動しましたが、チャンピオンになった実感はあまりありません。「おめでとう」とは言われますが、親からは「SBのベルトも獲ってね」と言われました。いつも応援ありがとうございます。これからも活躍して頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします。

竹野元稀
今後の目標

他団体のチャンピオンですが、チャンピオンという自覚を持って東京で戦績を伸ばし主戦場にしていきたいですね。意識している選手はいません。自分が負けた相手とはもう一度やってリベンジしたいです。チャンピオンの内藤(大樹)選手は、今はまだほど遠い存在ですけど、食らいついてでもベルトを狙っていきたいです。昨年にはRISEのDOAトーナメントも制して、正直まだ雲の上の存在ですね。他団体の試合も積極的に試合をしていきたいと思います。僕はSBでデビューしてSBで育ててもらったので、SBは強いんだぞというのを証明していきたいと思います。

竹野元稀
竹野元稀 プロフィール写真

竹野元稀

1997年7月4日生まれ
愛知県出身 風吹ジム所属
SB日本スーパーバンタム級 S-BATTLEバンタム級王者
身長166センチ/体重55.0kg 
戦績16戦10勝(2KO)6敗

最新の大会情報

大会名
『SHOOT BOXING Girls S-cup ~48㎏世界トーナメント2018~』
日時
2018年7月6日(金)OPEN17:00/START18:00~
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